(某所より転載)

さてさて、終戦記念日だった8/15。もう朝から小泉首相が靖国神社に参拝したというニュースを一日ずーっとテレビでやってますたなあ・・・。

というわけで、せっかくなので靖国問題についての私見をば。


基本は首相の靖国参拝は反対。

自分は戦没者には是非とも哀悼の意は示したい。

しかし、靖国に参拝するということが、歴史を歪めることに手を貸すことになりかねない現実は一体どうだろう。

戦争指導者の合祀やら、遺族会の絡み、そして政教分離の原則をあやふやとするような、深い政治との癒着。

保阪正康氏がテレビ出演で言っていたが、我々の戦没者追悼の意が、変に歪められるような体制にしているのはほかならぬ靖国神社とその関係者であるという意見には全く賛成である。

というわけで、今現在の靖国神社に絡む現状は全く腐臭を放っている存在に他ならず、参拝そのものが歴史を歪める手助けになりかねない現状はどうかと思う。

戦没者慰霊の純粋な心がこんな腐った思惑に利用されるようでは英霊も浮かばれないと思うのだが。

さて。

かといって、日本国憲法における政教分離の観点からは、首相の靖国参拝は疑問視されてしかるべきだが・・・

諸外国がこれを批判するのはやはり内政干渉だわなあ・・・

全く、靖国参拝を批判している国は、そういう姿勢が日本人のナショナリズムを高めているところになんで気づかないんだろうねえ・・・。

実際世論調査などでも、小泉首相の靖国参拝に対する支持は決して低くなかった。その大きな要因は、特定の諸外国の理不尽な外交的非難にあるのは疑いないと思う。

実際自分も、政教分離などの、国内的な観点からは、首相の靖国参拝には反対だが、諸外国の内政干渉的な批判に対抗するうえで、首相の靖国参拝には賛成せざるをえない。本当は反対なんだけどな。

クソ、アタマくるなあ(笑)

某週刊誌で、昨年提言されていて、ガツーンときた記事があったので紹介しますワ。

昨年秋、ロシアのプーチン大統領が来日した際、プーチン大統領とともに、小泉首相は靖国神社を訪れれば良かったという提言。

戦没者を追悼するのは、どこの国でも同じだし、実際、過去、日本首相が、ロシアを訪れた際、ロシアの戦没者慰霊施設である「無名戦士の墓」を訪れて、敬意を表したことも一度ではないのである。戦没者追悼は世界共通に行われるべきことなのだから。

プーチン大統領が靖国に参詣するのも全く不思議ではないし、こうすれば理不尽な諸外国の非難も抑えられるハズで、ロシアには日本とのこれまで以上の外交的関係の向上を約束すれば、お互いにメリットの大きいことだとという意見・・・。

全くもってその通りだと思い、意見を述べた識者を尊敬しますた。

だけど、このヒト、今外務省の計略で刑事訴訟を受けてたりするんだけど・・・全く世の中腐ってマスな。

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