「亡国のイージス」感想篇
2005年7月29日実はまだ会社に居たりするワケだが(笑)映画本編の感想をば。
まずコレ。
とりあえず観ろ。ハナシはそれからだ
・・・ぜんぜんレビューになってねえがな(笑)
しかし
「この夏最大の話題作」
という表現は嘘偽りアリマセン。それだけの価値はありやす。
えー原作を先に読んでいると、映画の評価は辛口になり易いのが常で、これを打破できた作品ってのは、自分が原作と映画の両方チェックした作品が少ないせいもあるが数える位しかナイと思う。特に原作が非常に思い入れのある作品の場合、映画でそれを上回るのは至難のワザと言って良い。たいがいの場合、幻滅するコトになるのがオチである。
たとえば映画「バトル・ロワイヤル」。
もう原作読んだアト人に薦めまくっていた原作ファンの首領は、当然映画も見に行った。
結果・・・思い切りゲンナリした(笑)
ところが、ご存知映画は大ヒット。非常に高い評価を受けた。深作欣二監督の遺作ともなったこの作品は「仁義なき戦い」と並ぶ彼の代表作となった。
そう、今考えてみれば、映画はたぶん名作だったのだと思う。それだけのパワーがこの映画にはあった。
・・・先に原作さえ読んでなければ(笑)
さて、「亡国のイージス」。
もちろん、尺の問題もあり、映画が原作を凌駕することが出来たとは思っていない。
ただ、あとあと「バトル・ロワイヤル」の映画を回想したトキに感じた「映画の持つパワー」は十分過ぎるほどに感じることが出来た。
まず、この映画の持つテーマ性を考えて頂く為にも、あのブ厚い原作を読む労力をかけるなら、先にこの映画を見ることを薦める。そこで、この作品が持つメッセージをどう解釈するかは、見た人の問題であるが、まずはこの作品に触れることにより、現在の日本が置かれた情勢について考えてみて欲しい。
それだけの完成度と迫力はこの映画には備わっていると思う。スタッフの熱意は十分過ぎるほど伝わってきた。まず観てみることを薦める。
さて、概論終了。各論。
とりあえず特筆すべきは、豪華すぎる俳優陣の中でも、際立った凄みを見せ付けていたのは中井貴一であった。
舞台挨拶で
「ワケあって役名は言えません」
とジョークを飛ばしていたのにはワラタが、確かに、原作知っている首領にはどうといったコトはないが、彼の役名が分かってしまうと物語の面白さが殺がれるのは事実なので、ここでも触れないようにしよう。とは言っても公式ページやら何やらを見てしまうと大体分かってしまうのだが(笑)
とにかく真田広之も、素晴らしい演技を見せていたと思うが、何より光っていたのは中井貴一だったと思う。この迫力ある演技は是非劇場で観て欲しい。
そしてさらに各論。首領の個人的オキニイリ
チェ・ミンソ(;´Д`)
とにかく合気道の有段者というコトで、流れるようなアクション・シーンがスバラシイぞ、マジで。これはホンモノだ。そしてその美しさにハアハア(;´Д`)
・・・おいといて、女性までそうだとは思わなかったが、韓国の役者ってのはみんな銃を持ったトキの見栄えってのがホント日本人役者とは段違いにイイんだよなあ。やはり兵役のある国だからだろうか・・・これだけは確実に言える。
さて今回の映画のウリ、海上自衛隊と航空自衛隊の全面協力。
これは確かに伊達ではナイ。「戦国自衛隊1549」では陸上自衛隊が全面協力して迫力ある映像を見せていたが、それはこの映画でも十分堪能できる。
とりあえず首領は
F2支援戦闘機のダイナミックな離陸シーンでハアハアしまくってやすた(笑)
あんな画面イッパイに・・・自衛隊全面協力マンセー(笑)
そして演出面では・・・まあ言いたいコトも多々あるが(笑)
悪い点
予算の都合か、戦闘シーンの見せ方が悪いトコロが数点・・・特に「うらかぜ」撃沈のシーン。これだけは残念。このアトの中井貴一のセリフが白々しく聞こえる。
あ・・・そうすると意外と映画版「亡国のイージス」って地味なのカモ(笑)
良い点
まあ、その派手さが強調されていない分、人間ドラマがカナリ厚い構成になっている。何度も見直せるほど、濃密な緊張感が味わえる。真田広之はさすがの存在感を見せていたし、今回如月役で大抜擢された勝地涼も頑張っていた。主要キャストを除いたワキ役で一番光ってたのは内閣情報官・瀬戸和馬を演じていた岸部一徳か?
そして、首領も知っているハズのラストシーン。
素晴らしいことに
これは原作より味があった
思わずホロリと来たぜよ。
・・・てなわけで長々と完全な駄文を書いてきたが、まあこんな戯言など気にせず劇場に足を運んでみてクレ。今週土曜より全国ロードショーなり。
・・・さて、もう12時だしウチ帰るか(明日もシゴト)
まずコレ。
とりあえず観ろ。ハナシはそれからだ
・・・ぜんぜんレビューになってねえがな(笑)
しかし
「この夏最大の話題作」
という表現は嘘偽りアリマセン。それだけの価値はありやす。
えー原作を先に読んでいると、映画の評価は辛口になり易いのが常で、これを打破できた作品ってのは、自分が原作と映画の両方チェックした作品が少ないせいもあるが数える位しかナイと思う。特に原作が非常に思い入れのある作品の場合、映画でそれを上回るのは至難のワザと言って良い。たいがいの場合、幻滅するコトになるのがオチである。
たとえば映画「バトル・ロワイヤル」。
もう原作読んだアト人に薦めまくっていた原作ファンの首領は、当然映画も見に行った。
結果・・・思い切りゲンナリした(笑)
ところが、ご存知映画は大ヒット。非常に高い評価を受けた。深作欣二監督の遺作ともなったこの作品は「仁義なき戦い」と並ぶ彼の代表作となった。
そう、今考えてみれば、映画はたぶん名作だったのだと思う。それだけのパワーがこの映画にはあった。
・・・先に原作さえ読んでなければ(笑)
さて、「亡国のイージス」。
もちろん、尺の問題もあり、映画が原作を凌駕することが出来たとは思っていない。
ただ、あとあと「バトル・ロワイヤル」の映画を回想したトキに感じた「映画の持つパワー」は十分過ぎるほどに感じることが出来た。
まず、この映画の持つテーマ性を考えて頂く為にも、あのブ厚い原作を読む労力をかけるなら、先にこの映画を見ることを薦める。そこで、この作品が持つメッセージをどう解釈するかは、見た人の問題であるが、まずはこの作品に触れることにより、現在の日本が置かれた情勢について考えてみて欲しい。
それだけの完成度と迫力はこの映画には備わっていると思う。スタッフの熱意は十分過ぎるほど伝わってきた。まず観てみることを薦める。
さて、概論終了。各論。
とりあえず特筆すべきは、豪華すぎる俳優陣の中でも、際立った凄みを見せ付けていたのは中井貴一であった。
舞台挨拶で
「ワケあって役名は言えません」
とジョークを飛ばしていたのにはワラタが、確かに、原作知っている首領にはどうといったコトはないが、彼の役名が分かってしまうと物語の面白さが殺がれるのは事実なので、ここでも触れないようにしよう。とは言っても公式ページやら何やらを見てしまうと大体分かってしまうのだが(笑)
とにかく真田広之も、素晴らしい演技を見せていたと思うが、何より光っていたのは中井貴一だったと思う。この迫力ある演技は是非劇場で観て欲しい。
そしてさらに各論。首領の個人的オキニイリ
チェ・ミンソ(;´Д`)
とにかく合気道の有段者というコトで、流れるようなアクション・シーンがスバラシイぞ、マジで。これはホンモノだ。そしてその美しさにハアハア(;´Д`)
・・・おいといて、女性までそうだとは思わなかったが、韓国の役者ってのはみんな銃を持ったトキの見栄えってのがホント日本人役者とは段違いにイイんだよなあ。やはり兵役のある国だからだろうか・・・これだけは確実に言える。
さて今回の映画のウリ、海上自衛隊と航空自衛隊の全面協力。
これは確かに伊達ではナイ。「戦国自衛隊1549」では陸上自衛隊が全面協力して迫力ある映像を見せていたが、それはこの映画でも十分堪能できる。
とりあえず首領は
F2支援戦闘機のダイナミックな離陸シーンでハアハアしまくってやすた(笑)
あんな画面イッパイに・・・自衛隊全面協力マンセー(笑)
そして演出面では・・・まあ言いたいコトも多々あるが(笑)
悪い点
予算の都合か、戦闘シーンの見せ方が悪いトコロが数点・・・特に「うらかぜ」撃沈のシーン。これだけは残念。このアトの中井貴一のセリフが白々しく聞こえる。
あ・・・そうすると意外と映画版「亡国のイージス」って地味なのカモ(笑)
良い点
まあ、その派手さが強調されていない分、人間ドラマがカナリ厚い構成になっている。何度も見直せるほど、濃密な緊張感が味わえる。真田広之はさすがの存在感を見せていたし、今回如月役で大抜擢された勝地涼も頑張っていた。主要キャストを除いたワキ役で一番光ってたのは内閣情報官・瀬戸和馬を演じていた岸部一徳か?
そして、首領も知っているハズのラストシーン。
素晴らしいことに
これは原作より味があった
思わずホロリと来たぜよ。
・・・てなわけで長々と完全な駄文を書いてきたが、まあこんな戯言など気にせず劇場に足を運んでみてクレ。今週土曜より全国ロードショーなり。
・・・さて、もう12時だしウチ帰るか(明日もシゴト)
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