臥龍點睛 超ヘヴィローテーション実施中
写真はディスク・ユニ●ンの購入特典のお皿。

そんなワケで
陰陽座「臥龍點睛」(がりょうてんせい)ヘヴィ・ローテーション実施中

マジでこれしか聴いてない。もう営業車でもかけまくり。先日のレビューでは、まだ一回聴いた時点でのレビューなんで押しが少し弱かったが今は違う

陰陽座で一位を争う名盤(;´Д`)につき強力に推薦!!

スゴイっす♪買いだす♪

そんなワケで全曲レビュー。

1. 靂(かみのふるめき)
最初は少し一曲目としてはインパクト弱いかと思ったが、作品の流れ的に考えるとコイツ頭がベスト♪カッコ(・∀・)イイ!!

2. 龍の雲を得る如し(りゅうのくもをえるごとし)
これ、多分ライブでの定番曲になるんでないか?メロディの良さが秀逸♪時間がたてばもっと人気が出てくると思う。

3. 彷徨える(さまよえる)
オーソドックスなハードロックながら、聴きごたえ十分。

4. 甲賀忍法帖(こうがにんぽうちょう)
アニメ「バジリスク」主題歌にして本作のキラーチューンのひとつ。非の打ち所のない
最強のアニソン(笑)

5. 不知火(しらぬい)
某大型掲示板でも人気上昇中(笑)メロディと黒猫&瞬火のハーモニーが美しい佳曲。

6. 鬼ころし(おにころし)
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!
個人的に本作最大の収穫。方言でまくしたてる超スラッシュナンバーにサビの黒猫の凄まじいシャウト。ヤヴァ過ぎです。実は陰陽座の本線ではない曲調だと思うんだが、シンプルな歌づくりのなかでもこれだけオリジナリティのある曲ってのはスゴイ。極限までムダを削り落とした曲づくりの方向性はジューダス・プリーストの「ブリティッシュ・スティール」を思い出させる。

とりあえずグールズのテーマ曲にしたい(笑)逸品。

7. 月花(げっか)
リフがメガデスの「ハンガー18」に似てるらすい(笑)リフのハードさとは対照的な美しい歌メロとハーモニーが印象的。80年代歌謡曲好きな首領にはタマリマセン(笑)

8. 蛟龍の巫女(みずちのみこ)
どうやら世間的には一番人気の模様。世代的にメロスピ好きが多いせいか?(笑)もちろん良い曲だし、アタマのなかでループしているが、個人的にはもう少しイケたのではないかと思っている。あまりにハロウィンあたりをはじめとする一連のメロディック・パワーメタルの曲風をなぞっただけのカンジがして、深さが感じられない。もちろん黒猫のヴォーカルはこれまでの曲でも最もハイトーンなシャウトが用いられており、ライブで本当にコレ歌えるのか?ってくらい凄いし、メロディ・ラインも秀逸なんで文句つけるスジではないんだが、「鬼ころし」がただのメタリカをはじめとしたスラッシュ・メタル勢の単なる模倣とは思えない深みを感じるのに対し、この曲は音楽性の広さの一つとしてメロスピ調を取り入れているだけのカンジがしてしまうトコロが残念。とはいいながら、しっかりファンを獲得しているわけだから成功なんだろうな。

9. 組曲「義経」〜悪忌判官(くみきょく「よしつね」〜あっきほうがん)
先行シングルだったワケだが、これもかなり強力なシングル曲だと改めて納得。名曲だ。ちなみに先日の陰陽座カラオケオフでも一番多く歌われていたような気がする。参加者は男性陣の方が多くて、なおかつ瞬火のボーカルパートが多くて、カッコ良いというのが理由かと思われる。

10. 組曲「義経」〜夢魔炎上(くみきょく「よしつね」〜むまえんじょう)
シングルではどうしても悪鬼判官から繋がって聴くことができないワケだが、アルバムでは途切れなく編集されて、組曲として「義経」が存分に堪能できる。ドリームシアターの楽曲あたりが連想されるのだが、この「夢魔炎上」だけで約17分に渡って繰り広げられる義経と静御前の悲劇を美しくも悲しく歌い上げる。散々シングルのときから聴いていたが、こうしてアルバムに収録されて、組曲として聴くと改めてクオリティの高さを思い知らされ、この組曲がこのアルバムの持つ凄みを高めているのは断言できる。

11. 組曲「義経」〜来世邂逅(くみきょく「よしつね」〜らいせかいこう)
シングルでは美しいバラードだなという印象だったが、やはり組曲としてアルバムに収録されると、さらにこの曲の持つ美しさと悲しさが際立つ。

12. 我が屍を越えてゆけ(わがしかばねをこえてゆけ)
アルバムの締めくくり。多様性を出す曲?個人的にはあまり進んで聴くタイプの曲ではないが、完成度は悪くないので、好みのヒトには耳に快く響く曲だろう。特に80年代あたりの明るいハードロックが好きなヒト。といいながら、ジューダス・プリーストも「Living After Midnight」とかでこういう曲やってるわな。で、オレも好きだったりする>「Living After Midnight」

そんなわけで総評だが、実は今まで陰陽座の代名詞である「妖怪」というテイストが少し薄くなり、おどろおどろした感じを少し下げ、歌メロの美しさを特に前面に出すコンセプトになっている模様。

思うにやはりこれアニメ「バジリスク」主題歌「甲賀忍法帖」で入ってきた新しいファンに対する配慮のような気がする。ここで新たなファンを獲得したいという戦略はプロ活動では当然だし、それに則り周到な曲作りがされて、この完成度になったと思われる。従来のファンでは不服を言うヒトも居るだろうが、新しいコトやれば必ず文句言うヤツがいるワケで(笑)陰陽座にはやりたいコトを是非やって欲しいと思う。ついてくるついてこないはファンの勝手だし(笑)完成度の高さは聴く耳を持つヒトからは瞭然としているワケだから、あとは感性で気に入るかどうかってトコロだけ。

よって首領は前作「夢幻泡影」より遥かに高い評価をつけたい。
名作「煌神羅刹」と一位を争う傑作であり、なおかつ「甲賀忍法帖」から入った新しいファンにも薦めやすく、聴き応え抜群のアルバムだと思う。

というワケで長くなってしまったが、「甲賀忍法帖」で(;´Д`)ハァハァ した筆頭幹部やらガンモ氏やらは是非。

そして
「鬼ころし」最強!!(笑)

ノシ

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